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旬の会社と旬を過ぎた会社の事例を見よう

2012.12.04【 目黒広報研究所 】

「他社の広報活動から学べる事が多い」そのような話をよくしますが、是非見てほしいのは、今まさに盛り上がっている会社と、一番注目されていた時期を過ぎた会社(もしくはまだ未成熟な会社)の両方です。

まさに上り調子の会社、その中でも上場していたりする会社は、待っていても取材がたくさん来ます。そんな中では、どのように動けば良い広報活動につながるかを見極めたり、よからぬ取材(取材と称して接近してくる怪しい人たちもいますし、いろいろあります)を避ける危機管理の能力が問われたりします。

急激に成長すると、周りの人たちの顔ぶれも変わりますし、接し方も変わったりします。いままでのように、気軽にブロガーを社内に招いて対話イベントをしてということもできなくなります。社名がツイートされたらすぐに反応して返していた活動も、そんな時間が取れなくなります。そこをどうするか。今の置かれた状況を客観視して活動する能力が求められます。

そして、ここで守りに入らずに自ら進んで行く会社の活動は非常に参考になります。すでに有名だから来た取材だけ受ければ広報活動だ、という会社とでは、大きな差が出ますし、外から見てもよくわかります。

流れに乗ってうまく活動をしている会社の広報活動の変遷は、非常に勉強になります。

基本的にどんなフェーズでどんな活動をしたら良いというのは、広報の教科書的な本でもあまり見かけません。でも、事例ではそれを知る事が出来ます。

だから、いままで広報活動をしていなかった中小企業が、
著名な大企業の現在の広報活動を真似ても、うまくいかないのですよね。あれ?誰も反応してくれない?ということになってしまう。

他方、旬を過ぎた会社のケース。テクノロジー業界は特に波が大きいと思います。アップルも、良い時期、悪い時期とあったのは皆さんの記憶に新しいところ。

若干盛り下がった時期にどうがんばるか、このあたりで会社として、そして広報・マーケティングコミュニケーションとしての真価が問われる気がします。

旬は過ぎた、今話題に上りにくい。競合他社が強くなっている。では、どう工夫するか。実際には出しているサービス(製品)はいいものだから、どう注目してもらうか。その見せ方やメッセージの出し方の工夫は非常に参考になるものがあります。

予算が少ないから、今、旬じゃないからなどと言わずに、そして大企業の広報を単にまねるのではなく、もっと幅広く他社の事例から学んでみませんか?